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予防接種・ワクチン

ワクチン値段表(任意接種)

※ワクチンの値段は納入価格に伴い変動いたします。(下記値段は2024年9月29日時点)

※事前予約なしでのワクチン接種希望された場合はワクチンの在庫が無い場合がございます。事前予約をお願いします。

ワクチンの種類 費用(任意接種) 接種回数 接種間隔・確認事項
インフルエンザワクチン:13歳以上 3500円 1回

Web予約可能

 

インフルエンザワクチン:6歳(小学生以上)~13歳未満

1回目:3500円 

2回目:2500円(当院で1回目接種された方のみ)

2回

Web予約可能

1回目から3週間以上

新型コロナワクチン(コミナティ12歳以上用)

16500円/回

1回

※1

前回接種から少なくとも3ヵ月経過していること

当院では高校生以上の方から接種

対応期間:2024年10月15日~2025年1月31日

肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス) 8800円/回 1回 前回接種から5年以上経過している(接種済証などをご確認ください)
帯状疱疹ワクチン(シングリックス):50歳以上対象 22000円/回 2回 1回目から約2カ月後
RSウイルスワクチン(アレックスビー):60歳以上 26500円/回 1回 ※注1
B型肝炎ウイルス 5500円/回 3回 2回目は4週間後/3回目は1回目接種から20~24週 ※注1
MR(風疹・麻疹混合)ワクチン (生ワクチン) 11000円/回 1回 過去の接種回数の確認に母子手帳をご持参下さい。※注1・注2・注3
水痘帯状疱疹ワクチン(生ワクチン) 8800円/回 1回

※注1・注2・注3

麻疹ワクチン(生ワクチン) 6600円/回 1~2回 ※注1・注2・注3
風疹ワクチン(生ワクチン) 6600円/回 1~2回 ※注1・注2・注3
ムンプス・流行性耳下腺炎ワクチン(生ワクチン) 6600円/回 1~2回 ※注1・注2・注3

※注1:通常在庫はございません。予約後にワクチンの取り寄せになりますので予約後のキャンセルはお断りしております。接種が必要な方はご相談ください。

※注2:ごく少量の抗生物質(カナマイシンあるいはエリスロマイシン)を含んでいますのでこれらの抗菌薬に対してアナフィラキシーの既往があるかたは接種できません。

※注3:定期接種は行っておりません。

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンについてはこちら

シングリックス(帯状疱疹ワクチン)完全予約制 値段 22000/回 2回接種必要

帯状疱疹とは

『水痘・帯状疱疹ウイルス』が原因の病気です。日本人の90%が罹患しており体に潜伏しています。通常時は問題ないのですが、加齢・疲労・ストレスなどによって免疫機能が低下すると再びウイルスが目覚め、様々な形で発症します。80歳までに3人に一人が帯状疱疹に罹患すると言われています。一度発症しても約6%の割合で繰り返し発症することがあります。症状としては、痛みや痒みを伴う発疹でスタートし小さな水ぶくれに変化すると次第に数を増し、一部には膿がたまります。1週間ほどで水ぶくれや膿が破れてかさぶたになって3週間前後で皮膚症状治りますが、色素沈着や傷跡が残る場合もあります。また発症する部位によっては顔面神経麻痺・運動神経麻痺・聴覚障害・神経痛・視力障害などの後遺症を残すこともあります。

Shiraki K., Toyama N.et al,;Open Forum Infect Dis.4(1).ofx007.2017 を参考に作図

ご予約に関して

①来院してご予約 ②診療時間内に電話でご予約になります。

電話予約はこちら

ワクチンが取り寄せになりますので、事前予約が必要です

予防接種料金:当日受付にて『現金』でお支払い下さい。クレジットカード不対応

・22000/回 ※ワクチンによる予防効果を得るためには2回接種が必要です。合計44000円

帯状疱疹ワクチンは2種類あります。当院では予防効果などを重視してシングリックスを採用しております。

シングリックス予診票

シングリックスを接種される方へ(患者さん用パンフレット)

基礎疾患と帯状疱疹の発症

糖尿病やがんなどの免疫機能が低下する病気が原因となることもあります。

帯状疱疹の発症に関連があると報告された17疾患のある患者さんを対象にした調査・分析です。帯状疱疹発症のリスクはそれぞれ以下のようになっていました。

疾患 疾患がない方とした場合に、疾患がある方のリスク
高血圧 約1.9倍
糖尿病 約2.4倍
関節リウマチ 約2.0倍
腎不全 約2.2倍
悪性リンパ腫 約8.4倍
全身性エリテマトーデス 約4.1倍

※疾患がない方とは17疾患のうち対象となる疾患に罹患していなかった方を意味します。

※帯状疱疹の発症に関連があると報告された17疾患

糖尿病・高血圧・腎不全・全身性エリテマトーデス・関節リウマチ・シェーグレン症候群・脳腫瘍・肺がん・乳がん・食道がん・胃がん・大腸がん・婦人科がん・悪性リンパ腫・椎間板ヘルニア・白内障・うつ病

参考文献 Hata A.et aL,:Infection.39(6).537-544.2011 

帯状疱疹にかかることで発症率に影響がある疾患

表は帯状疱疹にかかることで、発症率が上昇したと報告された疾患です。(海外データ)

疾患 帯状疱疹に罹っていない人をとした場合に、帯状疱疹発症後30日以内に病気を起こすリスク
心筋梗塞 約1.4倍
脳卒中 約1.9倍
参考文献 Parameswaran Gl.et al.;Clin Infect Dis. 76(3).e1335・e1340.2023
     Parameswaran Gl.et al.;Open Forum  Infect Dis. 10(4).ofad137.2023
シングリックスと弱毒生ワクチンの比較
  シングリックス 弱毒生水痘ワクチン
ワクチンの種類 不活化ワクチン 生ワクチン
接種回数 2回/筋肉注射 2ヶ月間隔で接種 1回/皮下注射
発症予防効果

50歳以上で97.2%

70歳以上で97.9%

※ZOSTER-006試験/ZOSTER022試験

60歳以上で51.3%
神経痛予防効果 88.8% 66.5%
長期予防効果 10年後でも80%超持続 8年目で31.8%まで低下
副反応

注射部位疼痛・発赤・腫脹:81.5%

筋肉痛・疲労感:46.3%

発熱 18%

水痘様発疹(1-3%)など
費用 22000円×2回 当院では取り扱い無し
帯状疱疹発症率 ZOSTER-006試験より
年齢 試験対象群の発症率 有効性
シングリックス群 プラセボ群(薬無し)
50歳以上 0.081% 2.83% 97.2%

年齢別 解析

50-59歳 0.085% 2.46% 96.6%
60-69歳 0.093% 3.46% 97.4%
70歳以上 0.058% 2.78% 97.9%
帯状疱疹後神経痛発症予防 帯状疱疹後神経痛発症数/帯状疱疹発症数の比較

・50歳以上(ZOSTER-006)プラセボ群 VS シングリックス群=18例/254例  VS  0例/9例

・70歳以上(ZOSTER-022試験) プラセボ群 VS シングリックス群= 28例/223例 VS 4例/23例

シングリックスの副反応(添付文書より)

接種後7日間に起こった主な副反応としては注射部位の痛み78%,赤み38%,腫れ26%。全身性の副反応では筋肉痛40%,疲労39%、頭痛33%,悪寒24%,発熱18%,胃腸症状13%と言われています。これは体の中で強い免疫を作ろうとするためと言われています。多くの副反応は3-7日以内に弱くなっていくと報告されています。

帯状疱疹ワクチンをお考えの方へ

シングリックスは非常に高価なワクチンです(22000円×2回)。

しかし帯状疱疹に罹患した場合、帯状疱疹後神経痛や視力低下や顔面神経麻痺などの後遺症に悩まされる可能性があります。慢性的な痛み・視力低下・聴力低下は人生の豊かさを損なう後遺症と考えます。後遺症に悩まされる可能性は低いですが、後遺症に悩む可能性をさらに下げる方法として帯状疱疹ワクチンを取り扱っております。

MRワクチン(麻しん・風しん混合ワクチン)(完全予約制) 11000円/回 

各施設への実習前の抗体検査や抗体不足時のワクチン接種も対応しております。抗体検査は随時可能です(検査項目・検査方法は学校・企業によって異なるので必ず検査項目・検査方法がわかるものをご持参ください)。ワクチンは取り寄せが必要ですので完全予約制となっております。

麻しんワクチン/風しんワクチン/ムンプスワクチン(完全予約制) 6600円/回 

各施設への実習前の抗体検査や抗体不足時のワクチン接種も対応しております。抗体検査は随時可能です(検査項目・検査方法は学校・企業によって異なるので必ず検査項目・検査方法がわかるものをご持参ください)。ワクチンは取り寄せが必要ですので完全予約制となっております。

風しんワクチン接種時は、罹患時の胎児への影響から女性の場合は接種前後の避妊期間が設定されています。男性は特に避妊の必要はないと言われています。

避妊が必要な期間
  接種前 接種後
女性 1ヵ月 2ヵ月
男性 特になし 特になし

クリニックから来院時のご協力のお願い

・複数の感染症が流行しておりますので来院時はマスクの着用をお願いいたします。

・感染予防の点から、混雑緩和目的に①事前予約②事前に予診票のご記入③接種部位(肩から上腕)を出しやすい服装での来院をお願い申しあげます。

・ワクチンのお支払いは現金でお願いたします。釣り銭切れが生じますと会計ができなくなり混雑の原因となりますので、お釣りの出ないように現金のご準備をお願い申しあげます。

予防接種を受けられない人

  • 明らかな発熱のある人(38度を超える人)
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
  • 過去にワクチンの接種を受けてアナフィラキシーを起こしたことがある人。なお、ほかの医薬品投与を受けてアナフィラキシーを起こした人は接種を受ける前に、医師にその旨を伝えて判断を仰いでください。
  • その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した人
  • 生ワクチンを1か月以内に接種した人

予防接種のQ &A

・1回目の接種で発熱しました。次回の接種はどうしたらよいでしょうか?

→前回の接種で、接種後早期に発熱等の症状がみられた場合では、再接種後に再度同様の症状が現れることがあります。軽度の発熱であれば次回接種も可能です。高熱であった場合は、接種対象者の年齢、流行状況などを考慮して接種について判断する必要があります。

インフルエンザ定期接種では接種2日以内に全身性発疹などのアレルギーを疑う症状を呈したかたは接種不適当者に該当いたします。

・ウイルス性疾患(手足口病・突発性発疹・かぜ等)にかかった後はどれくらいあければ、ワクチン接種可能でしょうか?

→回復後の「体調の安定」を確認します。特に基準はありませんが、治ってから(治癒後)約2週間たってからが一般的と考えます。

麻疹の場合は治ってから4週間程度、風疹・おたふくかぜ・水痘などは治ってから2~4週間程度の間隔をあけましょう。

・臓器移植の際の予防接種はどうすればよいですか?

→治療の経過によるので必ず移植治療の担当医に確認してください。

・予防接種後の入浴や激しい運動、例えば水泳、マラソンなどに対してはどのように考えればよいでしょうか?

→入浴は差支えありません。生活環境の整備により、入浴時に注射部位または全身性の感染症を受ける可能性は低くなっており、アレルギーが予想される接種後1時間経過すれば入浴可能です。接種当日は、水泳・マラソンなどの激しい運動は避けてください。

・けいれん既往者への予防接種の注意点を教えてください(小児)

→熱性けいれんにかかったことがあり、15分以上痙攣が続いたことや、何回もくりかえし痙攣をおこしたことがあるお子様は小児科専門医、小児神経専門医の診察、指示のもと接種を受けてください。

・妊娠中の女性への予防接種はどのようにすればよいですか?

→①生ワクチンは全妊娠期間を通じて原則接種不適当者となります。妊婦に接する人が予防接種を受けることで妊婦への感染予防が勧められています。

 ②不活化ワクチンは予防接種の有益性が危険性を上回ると判断された場合は接種可能です。しかし妊娠初期は、自然流産の可能性も高い時期であるためこの時期の接種は避けた方がよいと考えられています。しかしインフルエンザは妊娠中に発症した場合の重症度から妊娠中の時期を問わず接種が勧められています。コロナワクチンも同様に妊娠時期を問わず接種を勧められています。

・授乳中の女性への予防接種はどのようにすればよいですか?

→明確なデーターはありませんが、仮に母乳中にワクチン成分が分泌されても極少量であり乳児に与える影響はないと考えられます。また母体にできた抗体が母乳中に移行することも考えられますが乳児に対する効果は期待できません。

参考文献 予防接種に関するQ&A

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