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コロナワクチン(2024年秋 京都市高齢者定期接種)

コロナワクチンの予約開始(事前予約制)

高齢者コロナワクチン定期予防接種(京都市に住民票がある65歳以上の方が対象)は10月15日(火)から開始します。

※かかりつけの患者様に関しては、診察日に体調に問題なく当日に院内在庫があれば当日接種可能です。しかし院内在庫がなく接種ができないといった状況や混雑緩和などの面からも、事前予約をお願い申し上げます。

接種期間

令和6年10月15日(火)〜令和7年1月31日(金) ワクチンが無くなるまで。木・土(午後)・日・祝日は休診です

受付時間
11:30-12:20 ⚪︎ ⚪︎ ⚪︎ 休診 ⚪︎ ⚪︎ 休診
18:30-18:50 ⚪︎ ⚪︎ ⚪︎ 休診 ⚪︎ 休診 休診

費用

接種期間中に1回のみ補助の対象となります。2回目からは任意接種となり全額自己負担となります。接種日現在の年齢で補助金額が異なりますので必ず生年月日のわかる身分証明証をお持ちください。

コロナワクチン(令和6年度高齢者予防接種期間) 令和6年10月15日(火)〜令和7年1月31日(金)
75歳以上の方 2000円
65歳以上74歳以下の方 3000円
対象者のうち、生活保護受給者・中国残留邦人等支援給付受給者 ※無料(必ず接種当日に受給証明書を持参してください。後日対応はできません)

 

使用するワクチン

当院ではファイザー社のコミナティを使用いたします。ワクチンの種類としてはmRNAワクチンになります。

『予約方法』

2ヵ月先の日程まで予約可能です

デジスマアプリのご利用。

当院ではデジスマアプリを診察券として使用しております。臨時休診やワクチン接種開始のお知らせなどを通知しております。デジスマアプリから予約・予約変更もできますので是非ご利用ください。

②パソコンや携帯からも予約可能です。

 Web予約はこちらこちら

※予約の入力を開始していても『予約確定』までは予約完了となりませんのでご了承ください。

③窓口受付予約・電話予約は 受付時間内のみの対応となります。電話が非常に多いためつながりにくいことがございます。 Web予約は24時間対応ですのでご活用いただければ幸いです。

 電話予約はこちらから

予診票

※『京都市にお住まいの65歳以上の方で高齢者予防接種の補助を使用される方は専用の予診票をクリニックでお渡しいたします。

『接種場所』

いとう内科クリニック

新型コロナウイルス感染症で重症化しやすい人はどんな人ですか。

参考 新型コロナウイルス感染症のいまに関する11の知識(厚生労働省)

ワクチン接種で期待される効果~自分や大切なひとを守るため

①自身と大切な人たちを守るため: ワクチンは感染予防効果だけでなく、感染しても重症化するリスクを大幅に軽減することができます。特に高齢者や持病を持つ方に対して、接種は重症化を防ぐ効果が認められています。

②重症化や入院リスクを低減する効果: 2023/24シーズン(令和5年秋冬の接種)において用いられたオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1系統)の効果として、新型コロナウイルス感染症による入院を約40~70%程度予防した等の報告が国内外でなされています。

国内の報告:

・60 歳以上における入院予防効果が 44.7%。参考 長崎大学熱帯医学研究所 VERSUS Study

海外の報告:

・60歳以上における入院予防効果 が70.7%、ICU入室予防効果が 73.3%。参考 Euro Surveill. 2024;29(1)

・18歳以上における入院予防効果 が62%、救急受診予防効果 58%。 参考 JAMA Intern Med. 2024;e241640.

・65歳以上における入院予防効果は接種7ー59日後で54%、接種60ー119日後で50%。参考 MMWR. 2024;73:180-188L

※いずれもオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1系統)を接種していない方との比較

③集団免疫の形成と社会全体の安全を守る役割: 多くの人がワクチンを接種することにより、集団免疫が形成され、ウイルスの拡散を防ぐことができます。これにより、社会全体の感染拡大を抑え、医療機関の負担を軽減し、社会の安定を守ることが可能です

新型コロナワクチンの有効性・安全性について

mRNAワクチンって何ですか?

mRNAワクチンはDNAに取り込まれるという働きはありません。mRNA(設計図)を参考にしてリボソーム(タンパク質産生工場)がウイルス抗原を産生します。ウイルス抗原を認識してご自身の免疫力を高める反応が始まります。ワクチンとして入ってきたmRNAは自然に分解されて人体の遺伝子に組み込まれることはありません。

ファイザー社資料より転記

副反応について

副反応:注射部位の痛み・発熱・倦怠感・頭痛
これらの症状は通常軽度で、一時的に発生します。多くの場合、数日以内に自然に回復することが確認されています

稀な副反応:アナフィラキシー(急性アレルギー反応)・心筋炎・心膜炎(特に若年男性に多い)

これらは非常に稀であり、発生した場合も早期の治療によって回復が期待されます

ごく稀な副反応~心膜炎・心筋炎

頻度としてはごく稀ですが、新型コロナワクチンの接種後に、心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。mRNAワクチン接種後については、高齢者よりも思春期や若年成人に、女性よりも男性に、より多くの事例が報告されています。日本におけるこれまでの報告状況を踏まえ、心筋炎や心膜炎の典型的な症状としては、ワクチン接種後4日程度の間に、胸の痛みや息切れが出ることが想定されます。こうした症状が現れた場合は速やかに医療機関を受診することをお勧めします。

Q.ワクチン接種による心筋炎・心膜炎が心配です。

ワクチン接種後に心筋炎や心不全が疑われた報告の頻度やその重症度、突然死の報告頻度よりも、新型コロナウイルスに感染した場合のそれらの発症頻度は高く、重症です。医学的見地から、心血管合併症の発症、重症化の予防及び死亡率の減少を図るためにも、ワクチン接種は有効であると考えます。

国内のレジストリに登録された、新型コロナウイルス感染症による入院患者のうち、15~39歳男性の心筋炎・心膜炎が疑われた報告頻度は834人/100万人と報告されています。ファイザー社から報告ではワクチン接種による心筋炎疑いの報告で10~29歳(2回目接種)で12.3~43.3人/100万人、30歳以上の年代は0.3~4.1人/100万人と自然感染と比較すると低確率です。また接種回数を重ねるごとに報告数は減少しています。

参考 COVID-19に関するレジストリ研究(COVID-19 REGISTRY JAPAN)

参考 米国におけるSARS-Cov-2感染後とmRNAワクチン接種後の心疾患発症の比較について

参考 ファイザー社ワクチン接種後における心筋炎疑い報告の状況について

 

接種後の失神?~血管迷走神経反射~

血管迷走神経反射は緊張やストレスなどで起きる、血圧の低下、脈拍の減少などのことです。「失神」とは、意識を一時的に失うことをいいます。

ワクチンを受けることや血液検査などに対する緊張や、強い痛みをきっかけに生じる体の反応。 新型コロナワクチンの接種後の事例が報道されているが、特定のワクチンだけに起きるものではなく、他のワクチンの接種時や、血液検査などのワクチン接種以外の時にも起こることがある。ワクチンの接種後、背もたれのあるイスに座って休むことで、転倒してケガをすることを避けることができる。アレルギーではないため次回も接種は可能です。

まとめ

コミナティワクチンは、一般的な副反応は軽度かつ一時的であり、稀な副反応についても発生頻度は極めて低いことがわかっています。日本国内の評価および国際機関による推奨が行われており、接種のメリットがリスクを上回ることが確認されています。

参考 新型コロナワクチンQ&A(厚生労働省)

京都市のコールセンターのご案内

京都市高齢者新型コロナワクチンなど定期接種コールセンター 

開設期間 令和6年9月24日~令和7年1月31日 月~金 9時~17時

050‐3358‐5227

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